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私たちは、社員研修やセミナーなど人材開発をとおして企業・団体の人事・教育担当をサポートする人材戦略のコンサルタントです。
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2年目社員の悩み
これからの時代のボスマネジメント
三菱UFJリサーチ&コンサルティング様にて、「上司との人間関係構築」についてのセミナーを開催いただきました。
セミナーのメインメッセージは、"ボスマネジメント"。部下から上司に戦略的に働きかけて、WIN-WIN関係を構築することです。
このボスマネジメントについて、著書を上梓しましたのは、もう15年も前のこと。しかしながら、未だにリクエストを頂戴するプログラムです。
このコロナ禍以降、テレワークが常態化するとともに、上司と部下との関係も新たな局面に入ってきました。
同じ場所で働かないという地理的制約、コミュニケーションを取りあおうとしても、手段を選ばなくてはならない物理的制約。そして自分にとってのベストスケジュールで働くため、同じ時間帯を共有しているわけではないという時間的制約。この中で、いかに上司と部下が信頼関係を構築し、成果を上げていくのか。リアル参加とオンライン参加の方々が共に学ぶというデュアルスタイルの中で、熱心な意見交換が続きました。
セルフリーダーシップを発揮する
ある公開セミナーでのこと。
同じ会社から複数名の方がご参加してくださっていたのですが、休憩時間に、こんなお話をしてくださいました。
「うちの会社は、オーナーの会長が絶対的な権力を持っています。会長から食事に誘われるかどうかで、全部決まる。一生懸命頑張るなどは関係無い。会長に気に入られるかどうかが全てです。」
これだけ、パワハラやモラハラが厳しくなっていても、まだまだよく耳にするお話です。てっきり、だから、やってられないといった愚痴のお話になるのかと思っていたところ、お話は意外な方向に展開しました。
「だから私たちは、話し合ったんです。こんなことで、くさったり、ヤケになっていても仕方ない。後輩たちもかわいそう。自分たちは、あきらめずに、やるべきことをしっかりやっていこう。そのために、勉強しようと思って、今日、皆で来ました。」
今回のテーマは、セルフリーダーシップの発揮でした。他の誰かに委ねるのではなく、自分自身に対して、リーダーシップを発揮する。自分で方向性を見極め、目標を立て、自らを駆り立てて動いていく。セルフリーダーシップの発揮が、皆さんを望む場所に導いてくれることを心底願ったセミナーでした。
新入社員を迎えるにあたって
いよいよ3月も後半戦。4月から新しい期の始まりと共に、多くの企業が新入社員を迎えられます。
となると必須であるのが、新入社員研修。学生の方々が社会人という新たなステージに対応するための研修が様々な形で実施されます。
企業によって、ニーズに応じた工夫あるプログラムが展開されますが、業種を超えて、必須となるのがビジネスマナー。しかしながら、このビジネスマナー研修も大きく様変わりをしています。
社会人マナーの代名詞と言われる名刺交換。そもそも対面営業や、顧客訪問に規制がかかってきたコロナ禍では、その機会さえないわけです。
3種類使い分ける、お辞儀の角度。残念ながら画面越しでは、通用しません。オンライン会議において、画面のどちらが上座なのか、上司より前に入室するのが正しいビジネスマナーであるべきかといった議論もさかんに飛び交いますが、何のためのマナーなのか。なぜマナーが必要なのか。今こそ、原点回帰のチャンスに違いありません。