“ロジハラ”と耳にして
先日、お客様先でお聞きしてびっくりした言葉があります。
「ロジハラ」という表現です。
語感からお察しいただけます通り、論理的に上司が部下を追い込むことを表現するそうですが、とても違和感を覚えてしまいました。
もちろん、ハラスメントになるような向き合い方は受け入れられないものですが、発言に対して論理性が求められないのであれば、もはや生産活動はままならないことになってしまいます。
「ハラスメント」という用語が一般化して以降、まるで免罪符のように使われるようになった感が拭えません。
ロジハラの一方で、相変わらず、ビジネスパーソンに求められているのは、ロジカルシンキング=論理的思考です。何事も、適度にということなのでしょうか。