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私たちは、社員研修やセミナーなど人材開発をとおして企業・団体の人事・教育担当をサポートする人材戦略のコンサルタントです。
若年層のマネジメント
(財)金融財政事情研究会様にて、「若手行職員のためのメンタルヘルスマネジメント」について講演させていただきました。 働く方々のストレスの高さは、今更・・という話ですが、世代別にストレス値の高さを見たときに、もっとも高い層が、20代・30代という調査結果があります。その背景には、いまだ閉塞感の伴う景況感であったり、東日本大震災以降継続する環境要因による不安であったりと、自分の力では抗いきれないものもあります。 ストレス要因を取り除くことは、なかなか簡単ではありません。しかしながら、逆にストレスに対しての緩衝要因を強化することで、ストレスに対するマネジメント力を高めることは可能です。 好きな音楽に没頭したり、DVDを見たり、ゆっくり入浴を楽しんだりといった自分自身で強化できる緩衝要因もあれば、周囲の先輩・上司が緩衝要因として機能することも大切です。 大上段に構えて相談相手にならなくとも、ただ、“否定することなく、若年層を受けとめ、話を聴く”。それだけでも緩衝要因としては、期待ができます。 職場への配属が始まり、新社会人の方々の不安は、日増しに高まります。“聴く”支援が求められるのは、これからです。