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私たちは、社員研修やセミナーなど人材開発をとおして企業・団体の人事・教育担当をサポートする人材戦略のコンサルタントです。
上手なほめ方・叱り方
関西生産性本部様にて、上司の方々へ「上手なほめ方・叱り方」についてのセミナーを実施いただきました。 この数年、管理職研修等でも当たり前に取り上げられるテーマの一つですが、いつも感じることがあります。 なぜ、“ほめる”必要があるのか。その意義は。何に気をつけて、具体的にどうほめれば良いのか。講義の後には、幾度も実践をしていただくのですが、決まって出る声が 「自分は、こんな風にほめられてきていないのに。」 「今まで、ほめてこなかったから、いざ、やれと言われても・・・」 「部下をほめてまで伸ばそうとは思わない。」 確かに、いわゆる昭和型のマネジメントにおいては、“ほめる”よりも、叱るが主流であり、ハラスメントの発想が浸透していなかったころにおいては、叱るどころか、怒鳴る・怒る・恐れさせるが当たり前であったかもしれません。 しかしながら、今、上司が目の前にしている部下は、幼少期から、"ほめて伸ばす"が当たり前であった方々です。無意味に相手に迎合したり、おもねる必要はありません。とは言え、マネジメントの対象が変わってきているのであれば、当然上司としても、自らのマネジメントスキルの幅を広げておく。その一つが、“ほめる”スキルなのです。