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私たちは、社員研修やセミナーなど人材開発をとおして企業・団体の人事・教育担当をサポートする人材戦略のコンサルタントです。
キャリア意識の変化
連日、“女性活躍推進”の文字が、メディアを賑わせています。本テーマに関わる中で、痛感していることが女性の"キャリア意識"の変化です。 “結婚退職”という言葉を耳にすることが減った今、職場には、20代から50代、60代女性までが同居している状態です。それぞれ背負う社会経済事情が大きく異なることから、世代ごとのキャリア意識には大きな違いがあります。 バブル期を経験している40代以降のキャリア感は、"ガンダムウーマン"と揶揄される、フロンティア的な覚悟をもってのスーパーキャリアウーマンの方々と、何となく、この年齢を迎えてしまっているという方々に大きく二分されます。かたや30代はというと、総じて、自分らしさを追求し、ワークライフバランスも大切にし、緩やかにキャリアを考える“ゆるキャリ”世代と呼ばれたりしています。 これだけキャリア感の違う方々を、女性というひとくくりの枠の中で考えても、違和感が出るのは当然のこと。 同じ女性だからということだけでは、先輩女性がなかなかお手本になりえない背景の一つです。 キャリアの世界においては、"答えは自分の中にある"と考えます。個々の女性が、どんなキャリア意識を持ち、どうありたいのか、まずはその認識を明確にすることが、女性活躍推進においては、外せないステップです。