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私たちは、社員研修やセミナーなど人材開発をとおして企業・団体の人事・教育担当をサポートする人材戦略のコンサルタントです。
メモの効用
「消せるボールペン型」とネーミングされた今年の新入社員の方々。4月に入社されてから、早や、半年が経ち、すでに戦力として活躍されておられるお話も耳にするようになりました。 その一方では、“半年経つがまだまだ使い物にならない”というお話も耳にします。 特に、複数のお客様からお伺いするお悩みの一つが、「何度も同じことを平然と質問してくること」です。 いわゆる検索世代と言われる彼らにとって、わからないことは、その都度検索するもの。一度ご指導いただいたら、きちんとメモに取り、理解し、身に着けるという行動が見られないというのです。実際、彼らにお話を伺っても、大学の時から授業で先生のお話をメモ取りするという習慣は無く、先生がパワーポイントで講義される画面を、誰かが写真にとり、それをSNSで共有して勉強してきたというのです。「人の話を聞きながらメモをとるなんて、会社に入って初めて経験した。?」という話まで飛び出し、驚いてしまいました。 メモの効用は言わずもがな。「同じことを質問するな!」という前に、なぜ、メモ取りが必要かからその効能まで、伝える必要があるようです。