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私たちは、社員研修やセミナーなど人材開発をとおして企業・団体の人事・教育担当をサポートする人材戦略のコンサルタントです。
モチベーションの源泉
某社の若手社員の方々へ,モチベーションマネジメントについての研修を実施させていただきました。 収入や名声、社会的安定等、無いものを手に入れたいから頑張るという,欠乏動機中心に動いてきた昭和時代。頑張れば、昇給できる、昇格できる。だから走り続けるという動機はある意味シンプルであり、人事制度にも反映しやすいものでした。 それに対して、今の若年層の傾向として見られる動機の変遷。何かを得るためというより、純粋に“自分自身の内なる声”に応えるためなら頑張れる?という成長動機への転換がみられるといわれています。成長という言葉の意味も深く、より大きくなるという意味より、むしろ、自分の満足感や充実感の成長という風に理解する必要があるようです。 ある人にとっては、人から感謝されることであり、人の役に立つことであり、自分のイメージ通りに事が運ぶことであったりと、なかなか定義づけは難しく、それだけに制度への反映も困難さを増します。 だからこそ、自らの源泉を自身で明確化していくことに意味があります。これまでのキャリアを振り返ってみる。モチベーションが高かった時にどういう共通項が見られたか。過去を振り返るだけでも、モチベーションマネジメントのヒントが満載です。