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私たちは、社員研修やセミナーなど人材開発をとおして企業・団体の人事・教育担当をサポートする人材戦略のコンサルタントです。
方言の影響
関西生産性本部様にて、「上手なほめ方・叱り方」セミナーを開催いただきました。 その際に、ご参加の方から気になるお話を伺いました。上司が使われる大阪弁が堪えるというのです。 当方も大阪の出身ですが、大阪の人間同士では親近感を表すつもりの表現が、他地方の方にとっては、ご自身を否定されているように聞こえかねないというのは、気になるところです。以前にも、「上司が常に私を"あほ"呼ばわりする。人格否定に耐えられない。」と言うお話を聞いたこともあります。こちらとしては、心を許したつもりの表現が、相手を傷つけてしまうとは残念なことです。 コミュニケーションとは、受信者と発信者が共通概念を描いていくこと。相手に意図が伝わらなければ、せっかくのほめ言葉も逆効果になってしまう。方言の味も大切にしたいところですが、相手あってのコミュニケーション。改めて、言葉を選ぶ大切さを痛感します。