育児休暇取得
育児休暇=女性が取得するものといった考え方は、今や昔。男性の育児休暇取得率は、右肩上がりの上昇を続けています。
数字はもちろんのこと、その中身も変化してきていることが喜ばしいことです。これまでの男性の育児休暇取得と言えば、数字欲しさに、人事の若手男性に半ば強制的に取得を促すというお話をよく耳にしておりました。実際、男性にお話を伺っても、取得はしたいものの、周囲の目が気になる、休暇期間の経済的な不安が拭えないといったお声がありましたが、ここに来て、企業側も、上司への積極的な働きかけや、経済的な支援をスタートされているところが散見されます。
かたや世界に眼を向けてみれば、イギリスではウィリアム王子が取得されましたし、スウェーデンに至っては、既に義務化されており、そればかりか、育児休暇を取得しない方は、企業のトップとしてはふさわしくないという判断までされるに至っています。
日本においても、この動きが更に加速化されることを願います。