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私たちは、社員研修やセミナーなど人材開発をとおして企業・団体の人事・教育担当をサポートする人材戦略のコンサルタントです。
2016年を振り返って
いよいよ2016年も残すところ、あとわずかとなりました。改めて、今年も皆様方より暖かいご指導ご支援をいただきましたことを感謝申し上げます。 この1年を振り返りますと、人材開発・組織開発の世界においては、"ダイバーシティ"と”働き方改革”が2つのキーワードであったように感じます。 ダイバーシティにつきましては、まだまだ主力は女性活躍推進に焦点が当たっておりますが、すでに女性の活躍ということが何ら特別なことではないという認識が広まり始めていることは、大きな進歩であると感じております。その一方でいざ、実践段階になると、当の女性が“活躍”の定義に合点がいかないという現状が明確に浮き彫りになってきました。昇進・昇格=活躍というシンプルな発想からの脱皮が求められています。 働き方改革におきましては、在宅勤務の検討はもちろんのこと、長時間勤務の見直しに加速が掛かっています。特に長時間労働の結果、痛ましい事件が発生したこともあり、残業時間削減が改めて喫緊の課題として注目されています。 この2つのキーワードにつきましては、来年もより本腰を入れた取り組みが求められるものと予測されます。 一つの価値観、一つの働き方から、個々の価値観、個々の働き方へと軸足が移っていく。組織力を維持しながらも、個々の満足が得られる仕事とは何か。働き方とは、どういったものなのか。来年もマネジメントの本質を追求していきたいと思っております。 どうぞ皆様、よいお年をお迎えくださいませ。