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私たちは、社員研修やセミナーなど人材開発をとおして企業・団体の人事・教育担当をサポートする人材戦略のコンサルタントです。
言いにくいことを伝えるために
大阪市教育振興公社様主催のコミュニケーション講座が、3回目を迎えました。毎回、お申し込みが定員オーバーになるこの講座。コミュニケーションへの関心の高さを常に感じております。 今回のテーマは、“言いにくいことをいかに伝えるか。”アサーティブコミュニケーションと言われるものです。 “言いにくい”と感じる気持ちは、誰もが持つ“思い込み”に起因します。「こんな事を言って、嫌われたらどうしよう。」「付き合いにくい相手だと思われるのではないか。」様々な思い込みが自由な表現を邪魔します。 自分は、どんな“思い込み”を持っているのか。自己理解がアサーティブの第一歩です。
メンタルヘルス問題における職場復帰
三菱UFJリサーチ&コンサルティング様にて、「メンタルヘルス問題における職場復帰と再発防止」についてセミナーをさせていただきました。 数年前はメンタルヘルスといえば、「そもそもメンタルヘルス問題とは、何であるのか?」「ストレスって何?」「本当に身近に起こるのか?」といった話ばかりでしたが、この数年で様子が大きく変化しています。 今やメンタルヘルス問題は、身近なものとして認識されるようになり、目前の発生している問題にどう対処すべきかへ関心が移行しています。中でも、休職された方の職場復帰をいかに円滑に支援するかは、最大の関心事かもしれません。 職場復帰支援において大切なことは、大筋のガイドラインを持ちながらも、各案件ごとにカスタムメードの支援をすること。そして何より、支援にあたる方々がご自分のケアを万全にされることです。
ストーリーテリング力 ?アラフォー講師会にて?
各方面で講師としてご活躍の同世代の方々と、お会いする機会をいただきました。 有名ホテルの支配人の方から、スーパー主夫としてもご活躍の大学の先生等、個性豊かな方々の集まりでした。初対面とはいえ、そこは日ごろ、人前でのお話に慣れておられる皆さん。同世代の気安さもあってか、気が付けば終電に間に合うかしらという時間でした。 それぞれ専門分野が異なるだけに、どなたのお話も非常に新鮮であったのですが、共通して言えることがありました。それは、お話を伺っているだけで、その情景がありありと視覚にまで感じられるということです。 自分のメッセージを相手の頭だけではなく、心にまでいかに浸透させるか。環境も背景も価値観も異なる相手の理解を得るために、必須の力です。私はこれを、“ストーリーを感じさせる力=ストーリーテリング力”と呼んでいますが、その力を存分に堪能させていただいた集まりでした。 皆様、楽しいお話をどうもありがとうございました。幹事さん、是非100回目までよろしくお願いします。
キャリア朱夏 講師デビューに向けて
セミナー講師デビュープロジェクトとして好評の、シティライフ様主催のキャリア朱夏セミナー。既に1期・2期と卒業生が生まれ、着々と活動を展開されておられます。当方も、プレゼンテーションスキルのクラスを担当させていただいております。http://citylife.platnavi.net/detail.php?shop_id=525 このプロジェクトの特徴は3ヶ月間に渡って、プレゼンテーションをはじめとしたスキルから、ブランディングまで、バラエティに富む内容のプログラムと卒業も継続されるフォローアップにあります。 3期のクラスは、2010年の1月スタート。ご興味がお有りの方、是非9月からの募集をチェックください。
管理職研修にて
あるメーカー様で、新任管理職の方々へのリーダーシップ研修を実施させていただきました。 こちらの研修は、これまで数年に渡って担当させていただいているものであり、毎回管理職に昇進され、期待と希望に溢れる皆様にお目に掛かることを楽しみにしております。 今回の研修では、嬉しい偶然がありました。研修施設の隣の部屋に知った顔をいくつも発見したのです。以前同じ研修を受講いただいた方々が、更に昇進され、幹部研修を受講にいらしていたのです! 一度なりとも一緒に勉強させていただいた方々が、着実に実力アップされ、前進されておられる姿を目の当たりにすることは、関わらせていただいた講師として何より嬉しいことです。 研修後の懇親会は、いつの間にやら新旧受講生入り乱れての時間となり、いつもに増して美味しいお酒をいただきました。
「次世代リーダー養成MBA速習セミナー」
MBAで学ぶエッセンスだけを、実践的な形でお伝えする新しいスタイルのセミナーが始まります。 三菱UFJリサーチ&コンサルティング様主催の「次世代リーダー養成MBA速習セミナー」http://www.murc.jp/seminar/osaka/new/2009/07/post_69.htmlです。 巷には“MBA”という名のビジネス書が溢れていますが、本を読むだけでは、なかなかそのエッセンスはわかりません。セミナーでは、ビジネス現場で即実践できるポイントだけに絞込んで解説。更にはケース・スタディを通して理解を深め、これからリーダーを目指す若手社員の方々の実力アップをはかります。 頭脳が最も明晰に働く午前中の3時間。5回シリーズのセミナーで、体系的な知識をものにしてください。
グローバルリーダーを訪ねて
今週は、スイスに出張しています。 この時期は、ヨーロッパはバカンスシーズン。右も左も大荷物を抱えた家族連れで一杯です。 一週間から二週間、中には、それ以上の長期休暇もあるわけですから、すれ違うどなたも笑顔。パソコンを抱えて、右往左往する身にはうらやましい限りです。 ビジネス目的の自分は、よほど悲壮感がただよっていたのでしょうか。移動の機内では、フライトアテンダントの方々から、やれコーヒーだの、チョコレートだのと随分とお気遣いをいただきました。 お蔭様できっちり仕事が片付きました。A航空会社のアテンダントさん、どうもありがとうございました。
できる理由
ある企業様でリーダーシップ研修をさせていただいたときのこと。 課題図書として、著名なリーダーといわれる方の著書をお読みいただきました。研修の冒頭で、受講生の皆さんに感想を伺ったところ、一番多かった答えが「こんなにうまく行くなら、苦労しない。所詮、机上の空論。」というものでした。 新しい物事にチャレンジしたり、一つ上のレベルを目指そうとするときに、“できない理由”を探すことは、一番簡単なことです。だからこそ、“どうすれば、できるか?”、“何がどう動けば、成功するか。”視点やアプローチを変えて、“できる理由”を探すことが、何より大切ではないかと感じております。 そのためのきっかけや気づきを、研修を通してお伝えできればと願っています。 ちなみに、今回の研修においても、最後にはしっかりと皆さんが目指すリーダーに向けてのアクションプランを作成してくださいました。
モチベーションアップの職場:ひろの一本釣り
社員のモチベーションを上げるには、どうすれば良いか?特に、リーマンショック以降、多くお受けする質問ですが、そんな質問とは全く無縁の職場にお邪魔しました。 大阪は法善寺横丁の活魚料理店‘ひろの一本釣り’です。 お店の入り口に立っただけで、得も言われぬ熱気と興奮に包まれ、座席に案内していただくときには既に、店員の方の笑顔に圧倒されて、ワクワク感で一杯。オープンキッチンで見せていただくプロの調理の仕方から、ホールのスタッフの方々の接客にいたるまで、全く隙がないというのでしょうか。まるで自分が“誰よりも大切なゲスト”として、おもてなしをしていただいている気分になりました。 スタッフの方に、仕事についてお伺いしたところ、間髪を入れず「楽しいです!」という答えが返ってきました。 一人ひとりが、自分の仕事の位置づけを理解し、プロとして力を出し切って、そして仕事を楽しんでいる。職場のあるべき姿を見せていただきました。 PS. 活魚の美味しさとボリューム感は、言うまでもありません!
管理職のためのタイムマネジメント
ある企業様のユーザー企業様のお集まりで、「管理職のためのタイムマネジメント」について、講演させていただきました。 以前、同じ企業様で、女性社員の方々を対象にお話をさせていただいたところ、「これは、管理職こそ、知っておくべきだろう。」というお話が上がり、今回の講演実施となった次第です。 役職や立場を超えて組織内で問題意識を共有し、新たな知識やスキルを導入していくこと。企業が変革を求める際に、最も必要なステップの一つです。 特にタイムマネジメントは、継続的な実践が鍵を握ります。時間の流れが永続的である限り、一時的な対応では、成果は期待できません。 是非、この機会に、双方の気づきを組織内の習慣として、定着させてください。
進化のプレゼンテーション
セミナー講師デビュー☆プロジェクト キャリア朱夏様の2回目のプレゼンテーションセミナーを、実施させていただきました。 前回から2ヵ月後のセミナーでしたが、皆さんのプレゼンテーションの上達ぶりは、嬉しい驚き。わずか2ヶ月で、ここまで進化されるとは、まさにご苦労の賜物であると感心させられました。 プレゼンテーションの成功には、まずは、準備。そして、繰り返しの練習です。誰でも理解していることでありながら、いざ実践することは決して容易ではありませんが、皆さんが積極的に取り組まれてきたことがひしひし伝わってまいりました。 また今回印象的であったことは、お互いへのフィードバックです。中には、耳の痛い話もあるものの、他者からいただく意見やアドバイスを皆さんが素直に受け入れられ、反映されていることが、この進化を支えたもう一つの要素に他ありません。 7月18日の卒業セミナーコンテストには、一般審査員の方も多くいらっしゃいます。皆さんが存分に実力を発揮されますことを祈っております。
ミッション達成のために
組織ミッションを達成するための一つにアプローチとして、エニアグラムを活用するという研修を実施させていただきました。 エニアグラムは、アフガン王朝の時代に端を発す帝王学です。人はみな、9種類のいずれかのタイプに分けることができ、タイプごとに異なる価値観や、動機要因を持っているというものです。 今回の研修においても、タイプによる問題意識や問題解決へのアプローチの違いが、まざまざと浮き彫りになりました。 他者との違いを受容する重要性は、頭で理解できても、なかなか実行できることではありません。しかしながら、このエニアグラムのように、なぜそうなるのかという背景が理解できると、ずいぶんと楽になります。多様性の時代だけに、うまくご活用いただきたいものです。
管理職のためのメンタルヘルス研修
SMBC様で、管理職のためのメンタルヘルス研修を実施させていただきました。 メンタルヘルスに関する研修を通して感じますことは、受講生の方々の要求がより具体化を増してきていることです。数年前のメンタルヘルス研修に関する関心は、“万が一の備え”といったムードがありましたが、今では、実際に職場で、また家庭で問題に直面しているだけに、どう声を掛け、どう動けばよいのか、具体的な内容を知りたいと言うご要望が中心になってきています。 ことメンタルヘルス問題に付きましては、正しい知識が無ければ、職場での誤解や偏見を生みかねません。こうして自分事として関心が広がることは、問題の早期発見・解決には喜ばしいことと感じています。
マネジメント研修
ある企業様の若手マネジメント候補の方々への研修をさせていただきました。 “リーダーのあるべき姿とは?” “マネジメントとは?” 2日間に渡って、様々なディスカッションを重ねていただきました。 わずか2日間という時間でありながら、初日のディスカッション内容と、最終ディスカッションの内容の違いには、惚れ惚れするものがありました。漠然とした考えが、他の受講生とのやり取りを経て、また内省を経て、どんどん明確になっていく。これこそが、行動変革につながるステップです。 “この気づきを忘れずにいられるか?”というお声も聞きましたが、そのためには、振り返りが一番。毎日5分でも振り返りの時間を設けて、今回の収穫を行動につなげてください。 数年後に是非そのお姿を、拝見したいものです。
研修第二部
合宿研修の楽しみの一つは、研修の第二部ともいえる夜の懇親会です。 日中とは、また一味違う雰囲気の中で、受講生の方々のお話をお伺いすることは、私にとっての楽しみの一つであり、ついつい時間を忘れて参加してしまいます。 コミュニケーションは、質X量。場所を変え、時を変え、異なる機会の中でお話を交わすことで、お互いへの興味・関心が湧き、理解が深まっていきます。 お互いの人間性に触れること、信頼関係構築に欠かせない要素です。
マネジメント研修
ある企業様で将来のマネジメント候補の方々への研修をさせていただきました。 「リーダーのあるべき姿とは?」「マネジメントとは?」2日間に渡って、様々な角度からディスカッションを重ねていただきましたが、初日と最終日のディスカッション内容の違いには、惚れ惚れするものがありました。 お互いからの刺激と、自分自身への内省からくる賜物でしょう。 ”この2日間の全てを覚えていられるか、心配。”というお声も伺いましたが、そのためには、振り返りが一番。毎日、5分でも機会を設けて、この気づきを行動へと活かしてください。それこそが、行動変革のプロセスです。 変革された皆様と、是非数年後にお会いしたいものです。
プレゼンテーション実践
2日間にわたるプレゼンテーション研修をさせていただきました。 この研修の目玉は、繰り返されるプレゼンテーションの実践。2日間の研修を通して、何度も何度も実践を重ね、その度に講師はもちろんのこと、他の受講生からもフィードバックを受けていただきます。 中には、「プレゼンテーションには自信があったのに。。」と言う声が聞かれるくらい、容赦の無いコメントも飛び交います。 しかしながら、その甲斐あって、最終日の最後のプレゼンテーションでは、格段の進化が見られます。自分の進化にはなかなか気がつきにくいものですが、一緒に苦労をしている他の受講生の方々の進化にご自分の姿を見ることができます。 受講生の皆様、休日返上での研修、本当にお疲れ様でした。最後のプレゼンテーション、素晴らしかったです!是非この調子で、一層の磨きをかけてください。
ロジカルシンキングによる結論出し
ロジカルシンキング研修をさせていただきました。 ここ数年、注目を集めているロジカルシンキング。今や、小中学生向けのテキストまで登場しています。以前にも受講生の方から、「家庭でもロジカルシンキングで休日の予定を立てるようになったら、揉め事が無くなりました。」というお話を伺ったこともあります。 インターネットの普及により、誰もが平等に情報入手できるようになった昨今では、いかに早く正確に情報にアクセスするかではなく、“いかに入手した情報を整理し、仮説を立て、結論を導き出すか”が真価の問われる点となりました。 目の前の膨大な情報から、確度の高い結論を導き出すには、ロジカルシンキングが不可欠なのです。 この週末の予定が未定であれば、是非、ロジカルシンキングで検討してみてください。
週末のロジカルシンキング
ロジカルシンキング研修をさせていただきました。 ここ数年、注目を集めているロジカルシンキング。書店をのぞいても、今や小中学生向けのロジカルシンキング本が並び、人気を博しているほど。 インターネットの普及により、誰もが難なく情報にアクセスできるようになった今では、いかに早く正確な情報を収集するかは、もはや差別化が不可能となりました。入手した情報を、いかに整理し、仮説を立て、結論を導き出すか。真価が問われる点が変わったのです。 この情報の整理から結論出しに威力を発揮するのがロジカルシンキングです。 とはいえ、硬いビジネスの話だけではありません。? 先日もある受講生の方が教えてくださいました。「うちでは、週末の過ごし方を、夫婦でロジカルシンキングで決めるようになりました。すると揉め事が減って、金曜日の夜の打ち合わせが楽しみになったんです。」 皆様もこの週末の予定に是非お試しください。
新入社員指導
4月に入社された新入社員の方々も、そろそろ研修を終え、職場に配属が始まっています。 それに応えるように、今月は、「OJT指導の進め方」から「新入社員指導のための研修」など、新入社員を指導する方々への研修が続きます。 ?「背中を見て覚えなさい。」が通用したのは、一昔前。今や新入社員の戦力化には、それぞれの能力から適性までを十分に知りえた上で、良さを伸ばす指導が求められています。一律的な指導では、十分に機能しないのです。 メンター制度からシスター制度。指導員から、親分-子分まで。その呼称も様々に、新入社員に対する“1対1”の教育指導制度にこだわる企業様を多くお見受けします。 相手を知り、その良さを認め、強みを伸ばすことこそ、人材マネジメントの原点。個々への対応は骨の折れることではありますが、新入社員指導こそ、マネジメント能力に磨きを掛ける絶好の機会に他なりません。
実践あるのみ
ある企業様でファシリテーション研修をさせていただきました。 ちょうど約1ヶ月前に、ファシリテーションの基本について研修を受講いただき、1ヶ月間実践を繰り返していただいた後の研修でした。 各グループから、これまでの取り組みについて、プレゼンテーションをいただいたのですが、そのご報告には、ただただ驚くばかり。1ヶ月間で、ここまでスキルを獲得するには、どれだけの苦労を重ねられたのだろうかと感心して聞き入っておりました。 ファシリテーションに限らず、新たなスキルを取得するには、やはり実践による積み重ねが重要です。どれだけ書籍を読もうとも、「わかる」を「できる」に変えるには、挑戦をし、失敗をし、そこから学ぶことが不可欠なのです。 実践の威力を改めて教えられた今回の研修。受講生の皆さん、素晴らしいプレゼンテーションを有難うございました。
キャリアShuka 第2期スタート
大好評のうちに修了した「セミナー講師☆デビュープロジェクト(株式会社シティライフNEW様主催)」の第二期生の授業が始まりました。 今回の受講生の方々も一期生に負けず劣らずの、パワフルでエネルギッシュな方々ばかり。前期同様「プレゼンテーションスキル」を担当させていただいておりますが、皆さんのプレゼンテーションの迫力には、初回から圧倒されるものがありました。 伝えることの難しさは、あくまでも主役が相手である所にあります。どれだけたくさんの例を挙げ、データを揃え、準備をしたところで、聞き手は自分の関心のある点以外には、耳を傾けてはくれません。 プレゼンテーションを成功させるか否かは、どれだけ聞き手を理解しているかに掛かっているといっても、過言ではありません。是非、聞き手の興味・関心を掴み、心に届くプレゼンテーションを実践されてください。 次回の皆さんのプレゼンテーションが今から、楽しみです。
新卒採用最前線
来年度入社に向けた企業の新卒採用も、いよいよ大詰めを迎えました。 今年の傾向は、現在の景気情勢を反映し、言うまでも無く、採用数を減少させる企業が増大していること。とはいえ、バブル崩壊時のゼロ採用の結果、人材構成にひずみを生んだ苦い経験から、大幅な減少をする企業は限られています。 また、大手企業が採用を手控えている今がチャンスと、元気のある中小企業は積極的な人材確保に乗り出しています。 かたや学生側はと言うと、この採用状況から、とにかく少しでも早く、数多く動き、内定を獲得しようという様子が見られます。実際に話をしていても、本来志望している企業や業界でなくとも、この際、内定をいただけるならばそれでいい。派遣切りのような不安を将来に抱えたくない。また内定をいただいても、直前の取り消しが怖いから、ぎりぎりまで最終決定を延ばすという意見をよく耳にします。 企業側としては、この学生の本音を見越した採用体制を引く必要がありますし、一方、学生のキャリア開発を支援する側からは、長期的な視点でのキャリア形成を、今一度考える必要を感じております。
ワークライフバランスと長期休暇
ゴールデンウィークが始まりました。 カレンダーどおりに5日間の連続休暇という企業から、今年は生産調整等と相まって、11日間連続休暇という話まで耳にします。 とかく長期休暇というと時間を持て余しがちな我々日本人ですが、ワークライフバランスの観点から推奨すべくは3週間、実に21日間の連続休暇です。メンタルヘルスマネジメントの観点からも、ストレス対策には3週間が好ましいと言われています。実際欧米の企業では、少なくとも2週間、長い方では4週間の休暇を取るスタイルも決して珍しくありません。 そんなに休んで、よく仕事に復帰できるものだと思いがちですが、彼らの休暇の過ごし方は実に効率的かつ計画的。完全に仕事をシャットダウンするオフの日々と、ちゃんと休暇明けの仕事に向けて、準備をする期間に分けて動いているわけです。 休暇というと計画や細かい予定を立てることが無意味に思われがちですが、実は休暇こそ、計画が何より重要なのかもしれません。
現場の部下・後輩の指導の仕方
京都能率協会様で「現場の部下・後輩の指導の仕方」研修を実施させていただきました。 新入社員の方々の研修も終わり、そろそろ配属が始まるこの時期は、彼らを受け入れる職場側にも緊張が走ります。 いかに受け入れ、指導するかは、先輩社員の頭の痛いところです。 今回の研修で非常に印象的であったことは、指導側の皆さんが大変に前向きで積極的な気持ちでいらっしゃったことです。このお気持ちは、指導育成における最初の大きな一歩となることでしょう。 世代も感覚も異なる部下や後輩と向き合うには、互いの思い込みや枠組みを取り外すことが必須となります。 その鍵は、言うまでも無くコミュニケーション。双方の歩み寄りによるコミュニケーションでまず信頼関係を築くこと。 それが、お互いが納得できる共通概念の形成に繋がるのです。
MBA脳力 研修プログラム
画期的なMBA研修プログラムが誕生しました。その名も「MBA脳力」プログラム。 弊社のパートナー企業様 株式会社メンタークラフト様http://www.mba-noryoku.com/が新しく開発されたものです。 このプログラムは、集合型研修とe-class研修の融合型であり、まさに双方のスタイルの利点が一つになったものです。 学びたいという意欲があっても時間や場所の制限は、大きな障害となるものです。では、それがe-classで解決するかといえば、一人でパソコン画面に向かうスタイルはまた、仮想空間特有の難しさがあります。融合型プログラムだからこそ、この問題に解を提示できるのです。 実際に、プログラムを提供させていただき、その効果を講師として痛感しました。http://www.mba-noryoku.com/results.html 新しい学びのスタイルが、これからのリーダー育成に拍車をかけることでしょう。
エコバッグ型新入社員
4月に入り、新年度のスタートともに、ビジネス街でも新入社員の方をお見かけするようになりました。 エコバッグ型と命名された今年の新入社員の方々ですが(財団法人日本生産性本部発表)、実際に研修等でお目に掛かりますと、企業枠を超えて、?真面目 ?素直 ?枠内でまとまっているという印象を受けました。 これから、彼らがどんな変貌を遂げるかは、もちろん何より本人に掛かっているわけですが、彼らに与える外部環境の影響の大きさについては、我々周囲の人間が意識を新たにする必要を感じております。 自信をもって新入社員と向き合えるロールモデルであるのか、この時期は常に、自らを見直す時期と戒めております。
タイムマネジメントの達人
タイムマネジメントについて、働く女性の方々を対象に講演をさせていただきました。 数あるタイムマネジメントの極意の中でも、すき間時間を活用するというのは、即実践できるものの一つです。わずか3分、5分の時間も、積み重ねれば馬鹿にならない時間です。しかしながら、いざすき間時間が出来たときに、何をしようか考えていると、この時間はあっという間に過ぎてしまい、何にも残りません。 時間を有効活用するには、日ごろから、3分あれば出来ること・5分あれば出来ることを意識しておくことが大切なのです。 今回の受講生の方々にも3分で何が出来るかを考えていただいたのですが、次から次へとユニークな案が登場し、お伺いしているこちらが圧倒されました。 その量もさることながら、一番感動したのは、女性の”創造力”の豊かさかもしれません。
ほめて伸ばす
ある団体様の若手リーダー研修を3ヶ月に渡って実施させていただきました。 その中での若手リーダーならではの悩みが、「部下をどう叱るか」。年齢差もほとんどなく、プライベートでは付き合いもある部下をいざ叱るとなると、どうしても躊躇してしまうという話です。下手に叱ると、平然と「叱るより、ほめて伸ばしてください」という返答があるという話もありました。 相手にとって耳が痛いであろうことを口にすることは、誰しもためらわれるものですが、本来叱るという行為は相手の成長のためのもの。問題や失敗の原因追求だけではなく、そこから、次のステップに進むための未来につなげるものです。 相手の成長を願って、伝えるべきことを誤解なく伝える。また、叱りっぱなしにしないで、その後のフォローを徹底すること。叱る上で、気を付けたい原点です。
ダイバーシティマネジメント
ある企業様で女性活躍推進について講演させていただきました。 企業に成長を、そこで働く個人に幸せをもたらす戦略の一つとして、性別や年齢、国籍など多用な属性を受け入れマネジメントするというダイバーシティマネジメントが、昨今注目を集めています。 中でも女性活用は、ダイバーシティマネジメントの一つとして、多くの企業が取り組んでおられるものです。 女性活躍推進は、当初、周囲・更には本人が抵抗を示すことから始まり、最終的なゴールである戦略的な統合まで段階的に進むといわれております。この段階に沿って、関心を示して下さる方々も、女性のみから男性へと拡張していきます。 今回の講演には、女性とほぼ同数とも思える男性出席者がお出でくださいました。まさに女性活躍推進を企業全体として統合されようとしていることが、象徴されていたわけです。
関西生産性本部様主催 ファシリテーション研修
財団法人関西生産性本部様主催の”基礎から学ぶ「ファシリテーション」研修”を実施させていただきました。 参加者の方々は、日ごろから現場でファシリテーターとしてご活躍されておられる方々から、“ファシリテーション”という言葉をほぼ初めて耳にされる方々まで、多岐に渡っておられました。 研修内では、擬似会議を重ね、幾度もファシリテーションを体験していただきました。最終的には、各グループから合意に達した内容を発表いただきましたが、グループの誰もが、これぞ満足感!納得感!といった表情を浮かべられておられたことが、とても印象的でした。 ファシリテーションの上達は、実践あるのみです。是非、実践の場を重ね、ご自分のスタイルを築いてください。
自己PRするということ
毎回満席のご好評をいただく、コミュニケーションセミナー(大阪市教育振興公社様主催:みんなでワイワイコミュニケーション)の本年度最後のセミナーが終了しました。 1年間に渡って、様々な側面からコミュニケーションにお取り組みいただきましたが、最終回は‘自己PR’がテーマでした。 大上段に自己PRと構えてしまうと、つい気後れしてしまいそうですが、考えてみれば我々の日常生活は実は、自己PRの連続。社外の方に対しては、自社製品やサービスをPRし、社内においては、上司に自分の成果をPRし、同僚に対しては、何とか自分の存在価値を際立たせるためのPR等と、際限がありません。 自己PRを上達させるコツは、とにかく一つでも多くのフィードバックを得る機会をもち、それを反映させていくこと。どれだけ工夫し、練習を重ねても、他者に対して行う自PRは、他者の視点でのチェックが入らない限り、上達には限界があるのです。 耳の痛いフィードバックもまずは、受けとめてみましょう。そこにこそ、次のステップへのヒントがあるかもしれません。
SMBCセミナー 人事労務管理マスターコース
SMBCビジネスコンサルティング様主催のSMBCセミナー 人事労務管理マスターコースにおいて、「メンタルヘルス対策と企業の安全配慮義務」を担当させていただきました。 先行き不透明な景況感の中、メンタルヘルス問題の深刻化が懸念されますが、この問題対応におけるキーパーソンは、上司と人事ご担当者様です。 特に人事の方に付きましては、厚生労働省のメンタルヘルス対策指針においても、“事業場内産業保健スタッフ”の一員としてあげられるほど、その役割が重視されています。 メンタルヘルス問題への取り組みは、まず予防。続いて早期発見・早期治療です。早期発見のために重視すべきが労務管理データ。遅刻や欠勤、休暇の取得具合といったサインに是非ご注目ください。
あいさつの効能
コミュニケーション研修を実施させていただいた際のこと。先方のご担当者が、組織のコミュニケーション力を高めるために、「あいさつ運動」に力を入れたことをお話くださいました。 ある期間、正門にご担当者が並び、朝夕の挨拶を徹底して行われたそうです。最初は冷ややかな視線が飛び交っていたものの、いつの間にやら挨拶が定着。これまでコミュニケーションの無かった方々、特に正規社員の方々と非正規社員の方々の間でのコミュニケーションが円滑になり、組織の雰囲気が変化したというお話でした。 「本来なら出来て当たり前の挨拶を、会社で教えるのもおかしな話ですが、効果はありますね。」とのご担当者の談。 組織の雰囲気を変えようと思うと、方向性を明確にすることに始まり、配置換えをしたり、プロジェクトチームを立ち上げたりと大掛かりな施策が必要に思いがちですが、実は、毎日の挨拶のような、何でもないところに変化のきっかけはあるのかもしれません。 たかがあいさつ、されどあいさつ。朝夕の一言を大切にしたいものです。
キャリア朱夏 ご卒業おめでとうございます
昨年の10月より4ヶ月に渡って開催された、キャリアSHUKAブランディングアカデミー「セミナー講師デビュー☆プロジェクト」の卒業セミナーコンテストが開催されました。 セミナーコンテスト当日の会場は、満員御礼状態。一般の審査員の方が多くご出席されている姿に、プロジェクトへの関心の高さを改めて感じました。 セミナーコンテストでは、各自がご自分のセミナー前後の変化をスピーチされましたが、どなたも甲乙つけ難い秀逸なスピーチ。この中で、どうやって審査をすればいいのか頭を抱える始末でした。 スピーチにあたっては、その内容や伝達技術もさることながら、やはり伝え手の思いが一番重要である。基本に立ち返ることを教えていただいたコンテストでした。 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。ご活躍、期待しております!
マネジメント研修にて
ある団体様でマネジメント研修をさせていただきました。 「部下育成」をテーマにしたディスカッションの中で話題になったのが、“変えるもの”と“変えられないもの”。“自分と未来は変えられるが、他人と過去は変えられない。” 当たり前のことでありながら、人材育成に直面するとつい、忘れてしまいがちです。 他人は変えられないといいながらも、その行動や態度、思考に影響を及ぼすことは可能です。まずは、自分自身の思考を変え、働きかけを変えるところから人材育成は始まるのかもしれません。
女性研修 成果発表会お疲れ様でした!
ある企業様での、5ヶ月間もの長期に渡る女性活躍推進研修が終了。本日最終日の成果発表会を、迎えました。 研修の仕事をさせていただいていると、受講生の方々の気づきや学び、成長や変化といった、かけがえのない瞬間に立ち合わせていただくことができます。中には、こちらが涙してしまうような感動の瞬間がありますが、今日の発表会はまさに感涙の発表会でした。 受講生それぞれのポテンシャルが開花した証である堂々とした成果発表は、“進化”と呼ぶにふさわしいもの。折りしも海の向こうで新大統領が誕生しましたが、こちらでは、新たな女性リーダーの誕生が確信できる力強さと頼もしさがありました。 皆様のこれからのご活躍を心からお祈りしております。
タイムマネジメント
タイムマネジメントについて、講演をさせていただきました。 今や書店をのぞいても、タイムマネジメントに関する書籍が目白押し。朝、一時間早く出社する、スケジュール帳を有効活用する、すき間時間を無駄にしないなど、どの書籍にもタイムマネジメントの達人のノウハウが披露されています。? ノウハウは数あれど、タイムマネジメントで一番大切なことは、継続です。時間の流れは継続しているのです。一過性の打ち手だけでは、決してタイムマネジメントは改善されません。 そのためにも、システム化する、周囲に宣言して巻き込む、やる気が持続するご褒美を設定するなど、自分にぴったりの継続化できる仕組みづくりが何より大切です。 年の始めのこの時期、タイムマネジメントを見直すにはベストなタイミングかもしれません。
転職事情を考える
2009年の転職事情について、求人誌の "salidaサリダ"様のインタビューを受けました。(No.2 1/12 関西版 株式会社インテリジェンス 編集・発行)。 「派遣切り」等といった言葉まで生まれ、仕事に就く難しさが表面化しているわけですが、今、転職を考えるにあたって、一番お伝えしたいことは、「間口を絞り過ぎない」ということです。 この経済環境化、先行きの不透明感と悲観的な憶測から、転職市場は急速な冷え込みを見せています。新卒の採用でさえ取り消しされている中、ベストな求人を探し求めることは、決して容易ではありません。 まずは、入り口を手に入れること。手に入れた求人のチャンスを、自分の手でベストに変えていくこともできるわけです。 仕事をするということは、それ自体が成長の機会をもたらしてくれるものです。きっかけを手に入れることから始めるのも、一つのやり方に違いありません。
新年 明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。 2009年が幕を明けました。明日が仕事始めという方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか。 新しいスケジュール帳を前に、どんな一年を過ごそうかと考えると、つい、あれもこれもと計画を詰め込んでしまいがちです。しかしながら、タイムマネジメントの世界においては、“新しいことを始めるのであれば、同時に止めることも決めること。”が鉄則です。 自分にしかできないこと、自分だからできること、やりたかったことを新たに始める。そして同時に、二度とやらないことを決める。一年の始まりは絶好の機会と言えます。 皆様の1年が素晴らしい年でありますことを、心よりお祈り致します。
08年 どうも有り難うございました
間もなく、2008年も幕を閉じようとしております。 この1年間、当ブログにお付き合い頂きまして、どうも有り難うございました。日々人材開発の現場で起こっていることを、研修という切り口からお伝えできればと重ねてきましたブログです。 本年は特に米国のサブプライムローン問題以降、市況が一転。恒例の年末のご挨拶においても、どなたの口からも、“これまで経験したことがない不況”、“出口の見えないトンネル”、“悪化の一途”と言った悲観的な言葉ばかりが飛び交っていました。 この世界規模の警鐘を真摯に受け止めつつも、今だからこそ出来ることに目を転じ、来る2009年前進の術を見出していかねばならないのでしょう。 どうぞ、皆様良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願い致します。
海外研修生研修
ある企業様で、海外支社に実務研修に出られる方々の研修をさせていただきました。 厳しい選考を潜り抜け、選ばれた方々はいずれも、能力と人間性と、そして熱意に溢れておられ、ご一緒させていただいているだけで、こちらが逆にエネルギーを頂戴致しました。 留学や出張とは異なり、実際に、海外で現地の方を上司や同僚として実務につき、収益を上げていくことは、並大抵のことではありません。明確なゴールを持つこと。そして何より、自己概念=自分は何者であるのかを、きちんと理解しておく必要があります。 今回の受講生の方々は、きっちりとその準備ができておられました。皆様のご活躍を心からお祈りしております。
モチベーション マネジメント
財団法人大阪市女性協会様の実施による「勤続3年以上の女性のセルフマネジメント講座」が始まりました。 この講座は、勤続3年程度を過ぎ、なんとなく仕事にマンネリ化を覚え始めた方々を対象としたもので、3回にわたってモチベーションを自分でマネジメントすることについてお伝えしています。 モチベーションに関する理論は、諸説ありますが、何より自分だけの理論=モチベーション持論を持つ重要性が語られています。 とは言え、いざ自分で言葉にしようとすると、なかなか思い浮かばないものかもしれません。我々は、なんとなく経験でカバーできることは、つい無意識にすませてしまいがちですが、意識して自分なりに言語化してみる。モチベーションの維持・向上には欠かせないことです。
女性社員活用プログラム
京都能率協会様の主催で、女性社員活用セミナーを実施させていただきました。 ご参加くださった方々の半数以上が女性という、嬉しい誤算のあるセミナーでした。まだ20代でいらっしゃいながら自ら企業を経営し、女性社員の方々を活用されておられるという女性の方から、経験豊富な女性役員の方まで、多彩な女性陣と男性受講者の間で、積極的な意見交換が見られました。 セミナー終了後に男性出席者のお一人が、「女性の上司の方でさえ、こんなにご苦労されておられるのですから、男性の自分が努力しないのは、おかしいですよね。」と感想を伝えてくださいました。 部下の力を最大限に活かしたいと思う上司の気持ちと、そのために努力を惜しまない心がけ。これは、性別不問の上司のあり方に間違いありません。
XY理論
XY理論によるマネジメントをテーマに、講演をさせていただきました。 XY理論とは、D.マクレガー氏が、著書「企業の人間的側面」の中で提唱した理論であり、人間に対する対立的な考え方を「X理論:権限行使による命令統制」と「Y理論:統合と自己統制」としたものです。 人材を育成する・マネジメントするためには、Y理論をベースにしなくてはならない。これは、過去何十年も人材マネジメントの世界で語られていることであり、どのマネージャーも頭では理解していること。しかしながら、いざ実践となると、やはり、そう簡単には行きません。 X理論派からY理論派に転換された結果、名経営者と言われるまでになられた方々のお話を伺っておりますと、共通して言えることは、幹部候補生全員が退職する、3分の1の社員が退職するといった強烈な経験が、転換の契機となっておられるようです。 かく言う自分自身も痛い経験から、Y理論の重要性を痛感して参りました。人材は育成するものではなく、自ら育つもの。それを支援するのがマネージャーである。痛さからの教訓です。
セミナー講師 デビュープロジェクト
キャリアshuka様主催の「セミナー講師 デビュープロジェクト」で、プレゼンテーションセミナー基礎編を実施させていただきました。 このプロジェクトは、講師を目指す方々に対して、20万部もの発行部数を誇るシティライフ紙が必要なスキルの獲得から実際の仕事のスタートに至るまで、手厚くサポートしようという活気的なプロジェクトです。 受講生の方々はいずれも、伝えたいことや広めたいことといった熱いテーマをお持ちの皆様方。基本的なスキルの講義の後、早速皆さんにこれまでの学びをご披露いただきましたが、個性溢れるプレゼンテーションの連続には、こちらが圧倒されました。 プレゼンテーションにあたっての要素の一つは、personality:人柄・誠意といわれますが、間違いなくpersonalityが伝わってくるプレゼンテーションでした。 皆さんのデビューが楽しみです。
異文化マネジメント
ある企業様で、海外支社の現地マネージャー様に対する、コミュニケーション研修を実施させていただきました。 ヨーロッパ・アメリカ・アジア各地からお集まりの受講生の皆さん。それぞれに異なるお国事情と環境を抱えておられるわけですが、共通して話題にのぼったのは、やはり“異文化”への対応でした。 マネージャーとして、部下にたった一声ねぎらいの言葉を掛けるにしても、相手がどの国の出身で、どんな文化背景を持っているかを考慮した対応を取らないことには、効果が半減するどころか、逆効果になり得ないというコメントには、現場での苦労がしのばれます。 あるマネージャーからは、「日本の方に対する対応には、常に“gentle”であることを意識する」というご意見がありましたが、同席していた日本人全員が、思わず納得してしまいました。
人財育成フォーラム
バリ島で開催された、「人材育成 エグゼクティブセッション」に参加しました。 このセッションは、企業において人材育成を手がけておられるエグゼクティブの方々が、企業の枠を超えて参加。人材育成に関する課題を討議し、その解決策に向けての道を探ると言うものです。 ご参加のどなたも、各社の第一線で人材育成の陣頭指揮を取っておられるだけあり、薀蓄にとんだ事例のご紹介、活発な議論が展開されました。 中でも、若手人材の育成について、興味深い議論がありました。個々の価値観が多様化しているだけに、その価値観を徹底的に洗い出して尊重する。そして多様性に応える選択肢を企業側が用意すること。但し、この道程のエンジンは、上司がどれだけ情熱を持って取り組めるかに掛かるというものです。企業トップからラインマネージャー、そして育成される若手本人を含め、今こそ本気度が試されているのかもしれません。
社会起業家という選択
?来年の1月28日から3週間にわたり、社会起業家の方々の活動紹介をコーディネートさせていただきます。 http://www.kyoiku-shinko.jp/kouzaru/kouza/08.html それぞれ異なる分野において、高い志のもと、ご自分が社会にできることは何かと言う観点から活動をされておられる3名の方々です。私自身、皆さんのお話をお伺いしていて、それぞれの考えや思いには、心から感動しましたし、その活動が実を結んでいかれることを、微力ながら応援させていただきたいと感じております。 何かと若者の不甲斐なさやマイナス面に焦点があたりがちな昨今ですが、しっかりと夢に向かって歩いておられる方々がおられることは、認知されるべきですし、彼らの活動がまた、次につながるエネルギーを発散することでしょう。 その一端をお手伝いさせていただけることを、とても光栄に思っております。?
プレゼンテーションセミナー
大阪市教育振興公社様主催の「人の心をぐっとつかむプレゼンテーションの方法」セミナー。 4回シリーズのセミナーも、あっという間に3回を終えました。 このセミナーでは、プレゼンテーションの要素を一つずつ確認しながら、毎回、繰り返しプレゼンテーションを実践していただいております。 全く初めて出合う、立場も年齢も背景も異なる方々の前でのプレゼンテーションに、戸惑いを見せられたのは、初回のみ。それ以降は、回を重ねる度に自信にあふれたプレゼンテーションと毎回の進化をご披露くださる受講生の方々。皆さんのプレゼンテーションを拝見するのが楽しみであるだけに、次回が最終回だと思うと寂しさで一杯です。 皆さんが、忙しい仕事の合間を縫って、毎週練習し、身に付けられたスキルと、お互いを高めようとしてこられたマインドがあれば、これからどんなシーンに出会っても、“人の心をぐっとつかむ”プレゼンテーションが実践できることと、確信しております!