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私たちは、社員研修やセミナーなど人材開発をとおして企業・団体の人事・教育担当をサポートする人材戦略のコンサルタントです。
ファシリテーション研修
「ファシリテーション」、最近特に注目されている言葉の一つです。書店をのぞいても、ファシリテーションに関連する図書が山積されています。 ファシリテーションとは、アメリカにおける街づくりに端を発すものです。外資系企業で勤務をはじめた当初は、会議に“ファシリテーター”なる方が存在することに驚いたものですが、今や日本のビジネスの世界でも急速に広がりつつあるようです。 ファシリテーターは、中立な立場で、プロセスに関わることが求められます。そのためには、思考系のスキルと対人系のスキルが必要不可欠なわけですが、スキルにも増して重要なものが、心構えです。意見が対立する、自分では到底受け入れられないような発言が続出する。そんなな中でも、中立の立場を通し、折れない心で冷静にプロセスに関わる必要があります。 先日もある企業様で、ファシリテーション研修を実施させていただきましたが、この心構えについての話題は尽きませんでした。
中堅社員研修
ある企業様で、入社5年目の方々を対象にキャリア開発研修をさせていただきました。 入社5年目というと、ちょうど30才前後。仕事の上では、積み重ねた知識や経験が社内外で認められ、リーダー的な立場に立たれると共に、プライベートにおいては、結婚されたり、子供を持たれたりと、一つの転換期を迎える時期です。 一方、将来に目を向けると、まだまだ社会人人生は始まったばかり。これから10年、20年と続く、キャリア構築の初期段階というところでしょうか。 人の人生を四季に例えたのは、D.ロビンソンですが、彼の区分で言うと、30代は“朱夏”。やがて来る人生の実りの時期に備え、植える・育てる時期です。 今回の受講生の皆さんは、可能性とエネルギーに満ち溢れた方々。まさに人生の朱夏を満喫されておられるという印象でした。来るべき人生の収穫の日のために、どうぞ、その可能性を大きく開花させてください。
新人研修
10月という下期を迎えたこともあり、企業様や官公庁の職員様等、新採用の方の研修が続きました。 新採用といっても、この10月に採用になる方々は、学生の方ばかりではなく、大部分の方が社会での経験をお持ちです。他の組織での勤務や、アルバイト等を通し、すでに社会をご覧になっておられます。 そのせいでしょうか。新卒採用の方々と変わらぬフレッシュな面をお持ちでいらっしゃいながらも、どこか心を決められたような覚悟が伝わってきます。? 特に今回印象的であったのが、皆さんの将来のビジョンです。3年後や5年後のビジョンをお伺いしても、それが迷うことなくすらすらと言葉になって返ってくるのです。漠然とした想いはあっても、なかなかビジョンを言語化するのは、難しいことです。実際、社会人経験が長い方々であっても、曖昧なことが少なくありません。 社会で何らかの経験を積んだものの、思うところがあって新たなスタートを決意された。明確なビジョンは、ご自分のキャリアと真摯に向き合っておられる証でしょう。皆さんのこれからに、心からのエールを送ります。ビジョンの実現、応援しております。
女性活躍推進
ある企業様で、女性活躍推進のための研修をさせていただきました。 研修当日、会場でエレベーターを降りた途端に、ぞくぞくするような感覚に包まれましたが、予感は的中。研修がスタートするや否や、受講生の方々の貪欲なまでの学びの姿勢に強烈なエネルギーを感じ続けた1日でした。 女性の方を対象に研修をさせていただく際によく、“新人研修以来久しぶりの研修です。”と言うコメントをいただきます。 学びたいのに、なかなか学ぶ機会が無かった。そんな思いが、圧倒的なエネルギーとなって発散されているのかもしれません。 研修という学ぶ機会はもちろんのこと、実際に、経験を重ねる実践の機会をいかに提供するか。人材開発における基本の基本、機会の提供の重要性を改めて感じます。
ストレス対処法
ある企業の労働組合様で、ストレス対策について講演をさせていただきました。 旅行に行く、趣味を楽しむ、飲む、食べる、買い物をする等々。ストレス対策については、それぞれの方が、ご自分ならではの方法をお持ちではないかと思います。しかしながらその対策が、時間やお金を必要とするものであるほど、気軽に実施できないことが、かえってストレスになりかねません。 大切なことは、いつでも、どこでも、手軽にできるストレス対策を、きちんと認識しておくことです。 そこで、今日も皆さんにお勧めしたのが、深呼吸とストレッチによるリラックス法です。 ストレスを感じて、体が緊張している。十分に酸素が行き渡っていない。そんな時に、いずれも手軽に行うことができます。 手軽にできるストレス対策と、本腰を入れて取り組む対策。うまく使い分けできることが大切です。
コミュニケーション講座 お疲れ様でした
全6回の『コミュニケーション・パワーアップセミナー ?明日から使えるコミュニケーション法?』が、本日最終回を迎えました。このセミナーは、大阪市教育振興公社様の主催により、8月に開講されたものです。 最終回には、全員の前でスピーチを実践していただきましたが、どなたのスピーチを伺っても、構成から表現方法まで、感心させられるものばかり。学ぼうという意欲と、同じ思いの仲間に支えられることで、皆さんが本来兼ね備えられていた実力が開花されたことを感じました。 仕事帰りの厳しいスケジュールの中、見事に学びきった皆さん、本当にお疲れ様でした。皆さんが、身につけられたスキルは、まさに皆さんのこれからを一層充実させ、豊かにするものです。皆さんの益々のご発展を心よりお祈りします。 そして、今回の皆さんとの出会いを一番喜び、感謝しているのは私です。皆さんの熱意と成長の軌跡が、とてつもないエネルギーを下さいました。どうも有難うございました。 皆さんから頂いたお花と色紙。ひとつ一つのメッセージが心に沁みます。
JOYカフェなにわ
大阪市教育振興公社様とJOYカフェなにわ様の連携による、コミュニケーションセミナーの第1クールが終了しました。 このセミナーは、今年で3年目を迎えます。 平日の日中開催にも関わらず、わざわざ休暇を取得して参加してくださる社会人の方から、学生の方々、将来について方向性を模索されておられる方々まで毎回、多岐な面々が集まって下さいます。 同じコミュニケーションというテーマがあるからでしょうか。立場は違えど、3時間のセミナーが終了するころには、初対面の方々がすっかり打ち解けておられることには、毎回関心させられます。 コミュニケーションは、質×量と言いますが、限られた時間であっても良質なやり取りをすることがいかに効果的か、まさに立証しているケースです。
プレゼンテーションの極意
2日間に渡って、ある企業様でプレゼンテーションセミナーを実施させていただきました。 今回のセミナーは、実践力をつけることが目的であるために、受講生の方々には、まず事前課題でテーマを絞り込んでいただき、その後2日間掛けて、構想から資料作成、リハーサル、そして本番のプレゼンテーションへとステップを重ねていただきました。 わずか2日間のセミナーですが、セミナー初日の自己紹介では緊張感いっぱいであった皆さんが、最終のプレゼンテーションでは堂々と完成度の高い資料を活かしたプレゼンテーションを実践くださり、吸収力の高さに感動いたしました。皆さん、本当にお疲れ様でした。 プレゼンテーションを支えるものは、伝えたい内容と伝える技術と、そして何より伝えようとする姿勢です。どれだけすばらしい内容と技術をもってしても、誠意や熱意の無いプレゼンテーションは聞き手には、届きません。聞き手の目的を満たすことなしに、プレゼンターの目的が満たされることはないのです。
年上部下との付き合い方
ある企業様の管理職研修において、“年上部下との付き合い方”が話題になりました。 今回に限らず、ここ最近、いずれの企業においても取り上げられる話題の一つです。 雇用延長により、かつては自分の上司であった役職者が、一人のスタッフとして部下になる。部下とはいえ、これまでの会社や業界における実績や知識・経験・人脈、いずれをとっても自分より豊富に思える方に対し、上司として向き合っていくこと。なかなか生半可なことではないと容易に想像できます。 更に相手の方が、そう遠くない定年を意識し、仕事に対するモチベーションを失っておられるのならば、上司の苦労は察するに余りあります。 元上司とは言え、部下は部下。つけるべきけじめは明確に、しかしながら先方のこれまでのキャリアに対する敬意は払うと共に、モチベーション要因に対しての働きかけは怠らない。 容易な道ではありませんが、まずは、1対1で向き合う最初の第一歩が大切ではないでしょうか。
ロジカルシンキング講座終了
ニホンモニター株式会社様 http://www.n-monitor.co.jpが開校されたコーポレートユニバーシティでの、第1グループへのロジカルシンキング講座が終了しました。 講座終了に伴い、受講生の方々からは、レポートを提出いただいたのですが、レポートを拝見して感動さえ覚えました。 開講時には、正直、不安や戸惑いをストレートに表情に出しておられた受講生の方々。ところがいざスタートしてみると、授業内での鋭い発言、熱心なグループワークから掲示板での的確な分析まで、こちらが圧倒されるくらいの勢い。最終回の授業終了時には明らかに皆さんの表情が変わっておられました。 まるでその変遷を裏付けるような秀作揃いのレポートに、?学びの機会がもたらす実りの大きさを実感しました。 受講生の皆様、本当にお疲れ様でした。ロジカルシンキングを体得したことによる明らかな“違い”を、仕事はもちろん、プライベートにおいても堪能されてください。?
コミュニケーション講座 開講
大阪市教育振興公社様主催の『コミュニケーション・パワーアップセミナー ?明日から使えるコミュニケーション法?』が始まりました。 このセミナーは、全6回に渡り、コミュニケーションを体系的に学ぼうというものです。 ご参加は、おおむね35歳までの若年層の方々。初めてお顔を合わせる方がほとんどであったにも関わらず、第1回目の講座から、あっという間にお互いが打ち解けられ、これからの展開が楽しみなスタートとなりました。 受講にあたって、講座修了時に向けての目標を、それぞれ明確にしていただきました。目標はそれぞれ異なるわけですが、まず何を目指すのか、それが明確にイメージできないことには、最初の一歩はなかなか踏み出せないものです。 ?今回掲げていただいた目標に6回目には到達することができるよう、これから毎週一つ一つステップを上がっていきましょう。
求職活動において言えること
若年層の方々を対象に、求職に付いてのセミナーをさせていただきました。 ご参加の方々は、おしなべて高学歴であり、人あたりも良く、語学やパソコンをはじめ、様々なスキルや力をお持ちの方々でした。 しかしながら、いざ自分にとっての仕事となると、なかなか方向性が絞りきれずに、最初の一歩が踏み出せないというのが共通の悩みでいらっしゃるようです。 かつては、自分自身も人事で採用を担当しておりました。今回の受講生を拝見していて、どの方にご応募いただいても、是非一度面接でじっくりお話を伺ってみたいと感じました。 何事においてもそうでしょうが、特に求職活動においては、動き出して初めて見えてくるものがあります。どれだけ、データーを揃えてシュミレーションをしようとも、『人』に関わるものは、不確定要素を完全に排除することはできないからです。 それだけに、迷い続けて動けなくなる前のまず一歩が重要ではないかと感じます。
管理職の心構え
ある団体様で、管理職研修を実施させていただきました。 リーダーとして、どのような考え・態度を持ち、いかに部下を育成していくのかを様々な角度から、ご自身の現状を振り返りつつ検討いただきました。 その中での話題の一つが、管理職としての心構えでした。管理職に昇進したものの、本当に自分で良いのかという戸惑い。自分は管理職にふさわしいのかという自信の揺らぎなどです。今回に限らず、管理職に昇進された方の研修では、しばしばテーマに上ります。 「人は、リーダーに生まれるのではない。リーダーに育つのだ。」と言われます。研修はもちろんのこと、毎日の業務の振り返り、管理職仲間での意見交換等、リーダーに育っていくチャンスは、実は、身の回りにあふれているのです。
アサーティブ コミュニケーション
あるグループ企業様のコミュニケーション研修で、新潟にお邪魔しました。 コミュニケーションにおいて、言いにくいことを伝えることは、なかなか骨が折れることですが、その一つの方法として注目されているのが、アサーティブ コミュニケーションです。 ?アサーティブコミュニケーションは、相手との人間関係を損なうことなく、伝えるべきことを伝える手段です。 「こんなことを言うと、変に思われるかもしれない。」「相手を傷つけるかもしれない。」そんな思いから我々は、ついつい我慢をして、口を閉ざしてしまいがちです。しかしながら、ほんの少しの伝え方の工夫で、それが可能になります。 自分の気持ちを押し殺して、伝えるべきことを伝えないよりも、実は、適切な方法で伝えることが、結局は相手にも自分にも良い結果をもたらすわけです。 受講生の方々にも、ロールプレイに挑戦していただきましたが、「即、実践したい。」という嬉しい感想をいただきました。
コーポレート ユニバーシティ(企業内大学)開校
企業向けメディアリサーチレポートを提供されているニホンモニター株式会社様 http://www.n-monitor.co.jp が、コーポーレートユニバーシティ(企業内大学)を開校されました。 体系的にビジネススキルを習得する場として、開校されたユニバーシティですが、独自のeラーニング研修環境も整備され、レポート提出から、オンラインでのディスカッション、テストの実施など本格的な学習体制によるスタートです。 今回、第1回目の講義である「ロジカル・シンキング」の講師を担当させていただきました。活発にグループディスカッションを繰り広げ、次々に発言される受講者の方々を拝見していて、改めて体系的な学習環境がもたらす、“知の刺激”の効果を感じておりました。 これからの受講生の方々とのディスカッションが楽しみです。
モンスターペアレントとメンタルヘルス
学校に対して、理不尽で自己中心的な要求を繰り返す保護者を意味するモンスターペアレント。 大阪府の堺市では、モンスターペアレント対策に府警のOBが起用されたり、同名のテレビドラマの放映が始まったりと、社会現象化している感があります。 折りしも、教職員の方々を対象に、メンタルヘルスセミナーを開催させていただきました。 メンタルヘルス問題に発展してしまうような職場でのストレス要因は、物理的・化学的・生物学的・心理社会的なものと大きく4つに分類することができます。 なかでも、このモンスターペアレントのような人間関係によるものを、心理社会的ストレス要因と言いますが、最も注意が必要と言われています。 ストレスに対する反応には、個人差があります。少しでも異変を感じたら、まず身近な方に話してみる、そんな一歩が必要です。
キャリア開発研修
ある銀行様で、キャリア開発研修を実施させていただきました。 キャリア研修で一番大切なことは、これまでの自分の人生と向きあうことです。 自分の人生を振り返る。容易なようであって、実は、機会が無いとなかなか出来ないものです。 キャリア研修は、まさにその絶好の機会です。 これまでの自分の人生を振り返ることは、ある意味、思い出したくなかった過去との対峙や自分自身の直視という厳しい側面もあるかもしれません。 しかしながら、我々の今日や明日は、これまで自分が歩いてきた道と独立したものではなく、必ずどこかで繋がっているものです。それだけに、これまでを振り返ることには、そのしんどさを乗り越える意義があります。 そこには、自分自身のこれからに繋がるヒントや手がかりがあふれているからです。
上司と部下の関係
「うちの上司には、ついていけない。」、「上司が全くわかってくれない。」 毎日の業務の中で、上司に関する会話は後を絶たないものですが、欧米企業において、この種の会話はタブーです。 上司に不満を持ち、愚痴を言う=上司さえマネジメントすることができない。つまり、仕事が出来ない人間と、解釈されてしまうからです。 部下は動かせて当たり前。優秀であるなら、上司も動かせるはず。そのためには、どうするのか?この考えは、“ボス・マネジメント”と言われ、欧米企業では、優秀な方のコアコンピタンスの一つとしても挙げられています。 先日、あるメーカーグループ様でも、このテーマでのセミナーを実施させていただきました。 従来は上司と言えば、年齢、知識、経験、どれを取り上げても敵わない存在でしたが、年下の上司や、社歴が部下よりも浅い上司、性別や国籍が異なる上司など、上司像も急速に変化しつつあります。 新たな上司像に対応するには、“ボス・マネジメント”の発想が不可欠ではないかと感じています。
労務管理とメンタルヘルス
「IT時代の労務管理」について、メンタルヘルスの観点からお話しさせていただきました。 このセミナーは、労務管理を経営者側視点、従業員視点の双方から考えるというものであり、従来の労務管理をスピーディに簡素化するソフトウェアの使用から、今、話題のメタボリック対策まで、多様な話題が座談会形式で提供されました。 メンタルヘルス問題は、何より予防と早期発見が大切ですが、実は、メンタルヘルス不調のサインに最初に気が付くのは、一番身近な家族ではありません。まず同僚が気が付き、続いて上司。家族が気が付くのは、一番最後と言われています。 遅刻が増えてきている、欠勤がちである、退社時刻がどんどん遅くなっている。このような労務管理上に見られるサインは、重要なメッセージを含むわけです。 徹底した労務管理は、従業員のメンタルヘルス対策にも繋がると言えるのです。
モチベーション・アップのために
ある労働組合様のお集まりで、“モチベーション・アップ”というテーマで講演をさせていただきました。 モチベーション、いたるところに氾濫している言葉であり、関連するビジネス本も後を絶ちません。その一方で、まだまだ研究の進んでいない学術分野とも言われています。 モチベーション・アップで思うことは、上げることはもちろん大切だけれども、自分のモチベーションを下げている要因と向き合うことの重要性です。 人間関係や、高すぎる目標、厳しい納期に職場環境。モチベーションを下げる要因が何であるのか、明確化する。目を背けずに、どうすればマネジメントできるか考える。 モチベーション・アップには、逆にモチベーションを下げる要因へのテコ入れが必須です。
プレゼンテーションセミナー:キャリアshukaブランディングアカデミー
プレゼンテーションセミナーを実施しました。 このセミナーは、ハッピーキャリアを目指す女性のコミュニティであるキャリアShukaが、この秋から立ち上げる「キャリアShukaブランディングアカデミー」のプレ講座でした。 ご参加の方はいずれも、ご自分のキャリア開発に真摯に取り組まれている女性の方々。仕事、家庭、そして、今の自分とこれからの自分がハッピーな状態を実現しようという皆さんの姿勢は、エネルギーが満ち溢れるものでした。 プレゼンテーションの第一の要件は、人柄。つまり伝えたいという誠意であり、思いです。実践演習で聞かせてくださった皆さんの思いは、聞き手にしっかりと届くものでした。 受講生の皆さんが、それぞれの思いを実現されることを心から願っています。 秋からの本講座で、再びお会いしましょう。
プロスクール開講に向けて
若年者、特に入社3年目までの若手社員のモチベーションの低下や離職率の高さは、看過出来ない問題となっています。 そこで他社の同世代の社員との交流を通じ、能力に磨きを掛けモチベーションアップに繋げる新しいタイプの社員育成プログラム、その名も“プロスクール”を開講することとしました。 会社の垣根を越えて、同世代の社員と触れ合うことによる相互啓発、グループワーク中心のカリキュラムによる協調性と発想力の醸成、上司をも巻き込む課題によるコミュニケーション力のアップと他社社員との交流によるネットワーキングという4つの力の獲得を目指すスクールです。 社員育成からキャリアサポート、情報誌提供で定評ある株式会社カース・キャリアセンター様http://www.crs.ne.jp/との共同開催です。 8月の開校式で受講生の方にお目に掛かることが、今から待ち遠しいです。 詳細は、トピックスをご参照ください。
コミュニケーション セミナー
1日半にわたって、ある企業様でコミュニケーション セミナーをさせていただきました。 自分の意見や考えを適切に伝えるには、どんな方法があるか。セミナーでは、自分自身の体験談や、わかりやすい比喩、客観的指標など、自分だけのストーリー “マイ・ストーリー”を持つことの重要性を常にお伝えしています。 今回の受講者の方々にも、“マイ・ストーリー”の練習をしていただきましたが、お伺いするストーリーがいずれもユニークで、印象深く、ストーリーを通してそれぞれの方の存在が記憶に刻みこまれていきました。 人材のあり方を説いたダニエル・ピンクのベストセラー「ハイコンセプト」の中でも、ストーリーを語る力、“物語力”が問われています。 自分だけの“マイ・ストーリー”を語れること。これからの人材には、必須の力ではないでしょうか。
創業チャレンジゼミ
卒業生の一人として、大阪産業創造館の創業チャレンジゼミでお話をさせていただきました。 ?これから創業に向けて歩き出した方々だけあり、熱心に聴講してくださるばかりか、具体的な質問も数々頂戴し、その一つ一つに、こちらが身が引き締まる思いでした。 ゼミ後の交流会においても、色々と意見交換をさせていただきましたが、現役大学生の方から、社会で長くキャリアを積んでこられた方々まで、それぞれの創業に駆ける思いは、私自身参考になるものばかりでした。 一説によると、3年後の生存率は30%にも満たないといわれる起業家ですが、皆さんが今日の思いを貫徹され、ご成功されますことを、心よりお祈りするとともに、自分に新たにムチを入れる次第です。
MBAロジカルシンキング
株式会社メンタークラフト様主催の『育てる人を創る』エッセンスセミナーで、ロジカルシンキングのエッセンス講座をさせていただきました。 50名限定のセミナーは、早々から満員のお申し込みをいただき、この分野へのご関心の高さを改めて感じました。 ロジカルシンキングと言えば、ロジックツリーや、ミッシー(MECE) といった言葉ばかりがクローズアップされがちですが、一番大切なことは、『自分自身が伝えたいメッセージは、何であるか』ではないかと考えます。 ビジネスにおいて常に共通していること、それは、いかに相手から、自分の期待する反応を引出すかと言うことです。 “この商品が良い。” “うちのサービスは素晴らしい。” 単にそれを伝えるだけではなく、だから、“発注していただく。” “我が社とお付き合いしていただく。” という相手からの反応を引き出すのです。 それを手助けするものがロジカルシンキングです。ロジックツリーも、ミッシー(MECE) に考えることも、あくまでも、その通過点なのです。 まずは、自分のメッセージを明確にすること。全てはここから始まります。
新入社員フォロー研修
ある銀行様で、新人行員様のフォロー研修をさせていただきました。 “フォロー研修”、なかなか耳慣れない言葉ですが、このところ各所で需要が増加している研修の一つです。新人研修を終え、実際に職場に配属された新人の方々の、職場への定着や業務遂行を円滑に進めるための側面支援をする研修です。 この数年、各企業が新入社員の採用凍結から、大量採用に方針を切り替えたことで、職場では新たな現象が発生しています。新人をOJTする先輩数の圧倒的な不足や、先輩社員と新人社員の年齢差等です。場合によっては、新入社員のすぐ上の先輩が、10以上も年齢が離れたベテラン社員であるケースもあります。 新入社員としては、年の離れた先輩には、気軽に話しができないし、一方先輩にしてみれば、世代の違うイマドキの新入社員をどう取り扱えば良いのかわかりかねるという状況に陥りかねないわけです。 立場は違えど、お互いを気遣う気持ちは双方同じであり、また、組織に貢献したいという志も同じことでしょう。フォロー研修が、この様な状況に少しでもお役に立てばと願う次第です。
ユニバーサルな環境
企業研修で別府に出張しました。 別府と言うと、温泉が一番に思い浮かびますが、今回の別府訪問では、障害者の方々が住みやすい、ユニバーサルな環境が整った町というもう一つの側面を教えていただきました。 今回研修させていただいた先は、日本を代表する8つの世界的企業と社会福祉法人が設立されている共同出資会社の一つ。障害者の方々に働く機会と自立生活の場を提供されています。この施設を核として、町も発展しているのです。 車椅子が行きかうよう配慮された広い歩道や、リフト付きの市バス、車椅子目線のスーパーマーケットの商品陳列から、銀行のATM機まで、文字通りユニバーサルな環境が実現されています。 『メガネをかけている人を誰も振り返らないように、この町では誰も車椅子に振り返りません。』印象的な研修担当者様のお話でした。?
ゴールデンウィークと3つのR
ゴールデンウィーク後半戦も、残りわずか。長期休暇の週間が無い我々日本人にとって、連続休暇を大手を振って楽しむことができる、数少ない機会です。 外資系企業で11年勤務して参りましたが、日本企業と比較して大きな違いを感じることの一つが、この休暇に対するスタンスでした。 毎年、まず長期休暇を確保し、それから仕事のスケジュールを考えたり、休暇に合わせて仕事の締め切りを決定するというやり方には、当初は随分、違和感を覚えました。 しかしながら、休暇とは文字通り、休んで暇にすることだけではなく、家族と時間を共有したり、自然や芸術に触れたり、スポーツや読書、会合への参加を通し仕事と異なる刺激を得る等、実は、日ごろの活動を維持する裏面であることを知り、納得したものです。 何かと話題のストレス対策においても3つのRが最も重要といわれています。即ち、Rest(休養)、Relaxation(リラックスする)、Recreation(運動・旅行・趣味など)です。 このゴールデン・ウィークは、皆さんの3つのRになっていますか?
異文化コミュニケーション
企業研修で、和歌山にお邪魔しました。 大阪から電車で1時間半ほどの距離であり、同じ近畿圏ではありますものの、どなたとお話をしていても、頻繁に、和歌山の方々の県民性が話題に上ることに驚きました。 和歌山に限らず地方出張させていただく際には、県民性が話題となることが少なくありません。組織の文化や、ビジョン、目標の設定から人材のマネジメントに至るまで、県民性の与える影響力の強さです。 問題の本質を全て県民性に委ねることは、いささか乱暴ではありますが、無視できない要因であることが共通認識なのでしょう。 異文化コミュニケーションの分野においては、第一人者のG.Hofstedeのモデルはじめ、異なる国民性に対するマネジメントの研究が随分進んでおります。しかしながら、まず我々に必要なものは、県民性に対する体系だったマネジメントモデルなのかもしれません。
グローバル人材育成
グローバルな市場で通用する人材育成に携わる方々と、お話をする機会がありました。 いずれも、ご本人が各国で多国籍の方々と仕事をし、その面白さと厳しさの双方を経験してこられただけに、一つひとつのエピソードには、強い説得力がありました。 自分自身、多国籍企業で仕事をして参りましたが、日本の常識や当然が通用しない世界での仕事は、苦難の連続でした。 グローバルな市場で働くにあたって、語学力や、異文化への理解力と適応力が求められることは、言うまでもありませんが、我々に不足している力の一つは、“自己表現力”では無いかと感じております。 それぞれの文化背景や常識が異なるなか、自分の主張の解釈を相手に委ねることは、非常に危険です。行間にメッセージを託しても、陽の目を見ることは、まずあり得ません。 意図する所を、確実に相手に理解していただくまでの表現力を身につける。グローバル人材となりうるための第一歩ではないでしょうか。
創業者ブログ
創業者のための支援体制が充実する産創館こと、大阪産業創造館 http://www.sansokan.jp/。 自分自身、創業の折には随分とお世話になりました。 5月24日に開講する創業のためのスクール、“創業チャレンジゼミ”ではゲストとして、お話しをさせていただく機会も頂戴しております。 このチャレンジゼミもそうですが、創業者のための支援体制の一つである、創業者ブログで今般ご紹介をいただいております。http://www.sansokan-blog.jp/shacyo/ ご執筆くださったshimonoさんは、創業者支援に誰より熱意を持って取り組んでおられる方。彼女の求心力が創業者間のネットワーク構築の大きな助けにもなっております。 ?組織やプロジェクトの成功においては、このキーパーソンの存在が不可欠です。キーパーソンのお陰で、ソーシャルキャピタルが次々と生み出される。有機発展する組織の一つの特徴ではないでしょうか。
カウンセリングの現場から
カウンセリングの現場における、一つのキーワードに“自己概念”があります。 “自己概念”とは、自分が意識している自分自身、つまり自分のことをどう思って、どう受け止めているのかということですが、これはなかなか明確にはできないものです。 「私は何者なのか?」言葉にするのは、難しいものです。 そんな中、カウンセリングの大家の方からお伺いしたことが、自己紹介の効能。旧知の仲において、機会あるごとに自己紹介をする。となると、今更、年齢や仕事などといった外側の話をしても面白みが無いわけですから、自然と自分の内面について語るようになる。 この過程は、まさに自己概念の明確化を促進するいうわけです。自己紹介の意外な一面に考えさせられました。
21世紀型リーダーシップとは
21世紀に求められるリーダーシップは、いかなるものなのか。20世紀型リーダーシップとの違いについて講演させていただきました。? これからのリーダーシップには何が求められるのか、まだまだ諸説分かれるところではありますが、一言で例えるならば、これまでの“剛”のリーダーシップに対し、“柔”のリーダーシップが求められていると感じております。?
“柔”のリーダーの代表格として、注目しているのが、アメリカのホールフーズ・マーケット社の、ジョン・マッケイ氏。“恐怖ではなく、愛に支えられた組織を築きたい。”彼が繰り返し語るこのフレーズや、このフレーズを具現化するコミュニティ型組織や、社員に付与されている自治権。
彼の新たなリーダーシップスタイルが見事に機能していることは、ホールフーズ・マーケット社の高い業績が明白に語っています。
*大好きな横浜の眺めを楽しみにしておりましたが、生憎の曇天。視界がもう一つ、冴えませんでした。
派遣社員の正社員化にあたって
派遣社員として活躍くださる方を、一定期間の後に正社員として迎える。良質の労働力確保のために、どの業界においても一般化している方法です。 ある程度の期間、同僚として仕事をした上で、その方の能力や人柄、組織との相性を考慮の末、お迎えするわけですから、当然、スムーズな移行が行われるものと思われがちです。 しかしながら、現実はそう簡単には進みません。“こんな筈では、無かった。” 社員側からも、また企業側からも寄せられる言葉です。 派遣社員と正社員。同じ会社で一見同じ仕事をしているようであっても、その違いは、雇用形態だけにとどまりません。仕事というものの定義、時間やコストに対する意識。同僚、仲間、組織に対する考え方から、人生における会社の位置づけまで。 この刷り合わせ無しでは、双方が満足の得られる移行はありえません。企業側は、本人に対する期待を明確に、一方、社員側は自分の価値観との関係性を見直す。まず、この第一歩が大切であると感じております。
プレゼンテーションを成功させるには
「どうすれば、緊張せずに人前で話せますか?」よく、お受けする質問です。? 人前で話す機会が多いがゆえ、全く緊張しないのではないかと思っていただいているようなのですが、まずそれは、私にはあり得ない話しです。? さて、これから人前で話しをするとなると、当日はもちろんのこと、それ以前から緊張を覚えます。当日に備え、体調をベストに管理する。納得するまでシミュレーションを重ねる。成功をイメージする等々、自分の不安となる材料を全て解消しておく作業に入ります。? そして迎える本番。それでもやはり緊張がやってきますが、いつもどおりの緊張感があることに逆に安心感を覚える。緊張感との付き合い方を知ることが、一番大切なのかもしれません。
フレッシュマン・セミナー
“フレッシュマン・セミナー”を実施させていただきました。
といっても、ここで言うフレッシュマンは、企業の新入社員の方々ではなく、ある大学の新入生の皆さん。入学式を終えたばかりの方々です。
初めてキャンパスに足を踏み入れ、まだまだ緊張が解けない新入生の方々ですが、これからの学生生活、ひいては、卒業後の人生をどう過ごしていくのか、半日掛けて考えていただくというキャリアデザインプログラムに取り組んでいただきました。
皆さんに何よりお伝えしたかったメッセージは、“経験の意味づけ”です。同じ経験をしても、それを振り返り、意味づけするかしないかで、大きな違いが生まれます。一つひとつの経験を振り返り、自分にとって何であったのかを意味づけし、次の経験に繋げていく。このプロセスこそが、キャリア開発です。
大学時代という、振り返れば誰もがもう一度経験したいという貴重な時間。皆さんのこれからの輝かしい時間をお祝いするように、キャンパスの桜が満開でした。
新人研修のピークを迎えて
年度代わりで各企業が新入社員を迎える今週は、各社の新人研修のピークです。 フレッシュマンという言葉そのもののように、これからの仕事・社会生活への希望にあふれる新入社員の方々を拝見していると、それだけでこちらまで気持ちが引き締まる思いです。 ほんのひと月前までは、学生という立場に甘んじていた彼らが、月が代わったとともに社会人としてのプロ意識を求められ、企業の看板を背負って歩いていく。大きな意識変革が求められる瞬間です。 経済的な自立のために、精神的な自立のために、更には社会貢献のため、そして自分自身の成長のために働いていきたいという彼らの意気込みに力強いものを感じると共に、自分自身の仕事に対する姿勢を問い正される気分になります。 今のこの瞬間の気持ちを忘れることなく歩き続け、キャリア・ゴールを手にされることを心より応援しております。 *研修において、講師には欠かせない水分補給。タイガー魔法瓶さんから真空マグボトルのSAHARA MUGを頂戴しました。こんなにお洒落なデザインなのに、6時間経ってもまだ美味しいお茶がいただける!手放せない一品となりそうです。
カーリング型新入社員
財団法人社会経済生産性本部が、今年の新卒入社者の特徴を「カーリング型」タイプと発表しました。
トリノオリンピックですっかり有名になった、氷上競技カーリングにたとえたものです。
“新入社員は磨けば光るとばかりに、育成の方向を定め、そっと背中を押し、ブラシでこすりつつ、周りは働きやすい環境作りに腐心する。しかし、少しでもブラシでこするのをやめると、減速したり、止まってしまったりしかねない。”という報道発表内容に、考えさせられるものがありました。
就職氷河期を経て迎えた空前の売り手市場。企業にとって優秀な新入社員は、まさに宝。なんとしても育成させ、職場に定着させたいものです。
そこで最近益々需要が増えてきているのが、“新入社員指導員研修”。人材育成と定着の鍵の一つが、新入社員を指導する先輩社員にあるというわけです。
それでなくとも忙しい通常業務に加え、新人を育成するという任務を課せられた先輩社員の気苦労は、推して知るべしですが、共に学び、共に育つという先輩の姿勢がある限り、思いは必ずや新入社員に届くものではないかと感じております。
適職・天職に就くには
労働局主催によるキャリア開発についてのセミナーをさせていだきました。
これからの自分の仕事を考えるというセミナーには、20代から50代後半までの幅広い層のご参加をいただきました。
仕事について考える際、“適職”や“天職”という言葉は、切っても切り離せないものです。適職・天職に巡り合い、その仕事にやりがいを感じ、充実感を覚える毎日を過ごすことを望まない方はいらっしゃらないことでしょう。
では、どうすれば、適職・天職に巡り合えるのか?
適職・天職とは、決してどこかで我々を待っていてくれるものではなく、自ら創り出していくものではないかと思っております。
まず自分についてしっかりと理解をする。自分は何に興味を覚え、それを楽しみ、力を発揮することができるのか。そして、何を実現したいのか。自分と向き合うことが適職・天職を創り出す第一歩ではないでしょうか。 折しも、パイレーツ桑田投手の引退報道を目にしました。野球選手という適職・天職に就いた桑田投手。入団時の騒動に始まり、移植手術、マイナー落ちまで経験した果ての、“燃え尽きた。何一つ悔いは無い。”という言葉に、感慨深いものを覚えました。女性労働力活用
若手向けのビジネススキルアップセミナーを実施しました。
セミナー当初より圧倒されたのが、女性のご参加の皆さんの前向きなパワーです。ご参加の約半数が女性でしたが、セミナー開始時刻前から、万全の体制でご着席くださるご準備にまず感心。
続いて“何か質問は、ありませんか?”の問いかけには、セミナー内容に止まらず、ご自分のスキルアップやキャリア・ゴール到達、はたまた生き方まで含め広範な疑問や意見を次々とぶつけてくださいました。
いかに日ごろから、問題意識や改善意識を高くもって過ごしておられるか、同じ女性として頼もしい思いでした。
ダイバーシティ・マネジメントの一貫として女性労働力活用が叫ばれていますが、女性の実力発揮の機会と、潜在能力を開花する能力開発機会の充実が今ほど求められている時はないのではと、改めて感じた次第です。
エニアグラムという帝王学
エニアグラムの権威、鈴木秀子先生のお話を伺いました。先生にお目に掛かるのは、昨年の秋以来半年振りでしたが、今回もまた、一つひとつのストーリーが胸を突く感動を頂戴しました。 エニアグラムは、2000年前のアフガニスタン地方で発祥したといわれる門外不出の帝王学であり、指導者の一族のみに口伝されてきたものです。 それが時を経て、米のスタンフォード大学らでの研究が進み、80年代には鈴木先生が日本に導入され、今や企業研修の現場でも採用されるまでの広がりをみせています。 人間の本質を9つのタイプに分類するエニアグラムですが、これは単なる性格分類のようなものではなく、一人ひとりの自覚していない本質を探し出し、本来の可能性を発揮できるバランスを整えるものです。 これこそ人材開発の真髄であり、一人ひとりの価値発揮のための基盤であると思います。2000年前に生まれたエニアグラムに、その精神が流れることに、人材開発の普遍の意味を感じます。
ビジョンを描くということ
若手スタッフの方々に向けてのキャリア開発研修でのこと。これからの自分は、どうありたいのか、ご自分自身のビジョンの作成に取り組んでいただきました。? ビジョン作成でいつも感じることですが、今回も、作業の進行状況が極端に二極化しました。日ごろから、自分のありたい姿を意識し、手帳等に書きとめる、毎年年初に見直す等の作業をされておられ、即座に作成される方々と、なかなか進まない方々。? とはいえ、後者の方々がなんらビジョンを持たないというわけではなく、ありたい姿に対する思いが強いだけに、言語化することに躊躇を感じておられるようにお見受けしています。? まず、口に出してみる。言葉にする。自分の内なる思いを紡ぎだし、反芻して推敲を重ねる。この自己対話がビジョン作成における大事なステップであると感じています。
ファシリテーションを考える
日本ファシリテーション協会の定例会に参加しました。 ?この定例会では、毎月、様々な角度から“ファシリテーション”を研究するのですが、今回私が参加したグループでは、「クロスロード」というツールの実践が行われました。 これは、ゲーム形式のシンプルなツールなのですが、ゲームを進めていくうちに、自然と場がなごみ、会話が弾み、お互いの理解が促進されるという、いわゆる“アイスブレイク”の機能を兼ね備えたものです。 今回は、初顔合わせの方々とこのツールに挑戦しましたが、みるみる場が形成されていくとともに、ゲームを通して暗黙知が形式知化されるプロセスを体感。このツールの活躍の可能性を実感しました。 組織文化の日本において、ファシリテーションのもたらす力は無限大だと思います。問題解決手法として、また組織変革手法として、今後ますますファシリテーション実践の裾野が拡大していくと感じております。
コミュニケーションセミナー 最終回
1月から3ヶ月間にわたって実施していたコミュニケーションセミナーが、最終回を迎えました。 このセミナーの最終回は、恒例の”3分間プレゼンテーション”。受講者の方々が、自由に選択されたテーマについて、プレゼンテーションしてくださいます。趣味の話から、生き方、仕事への思い、寓話からの学びなど、どのプレゼンテーションにも、甲乙付け難いものがありました。 ”準備10倍”。いつもお伝えしている言葉ですが、文字通りそれを実践して、1ヶ月以上も前から準備をし、当日のプレゼンテーションに臨んでくださる方もありました。 練り上げたプレゼンテーション。それは、まるで目の前にその光景が広がるような、活き活きした感動を伝えてくれるものでした。
キャリア開発セミナー
?ある団体の20代後半から30代前半の職員様に、キャリア開発セミナーを実施しました。 キャリア開発やキャリア・デザイン等といった言葉は、すっかり身近なものとなりましたが、それでも日常の中で、”自分がどうありたいのか?”、”そのためには、今、何をすれば良いのか?”振り返ることは難しいものです。 キャリア開発セミナーは、まさに自分を振り返る絶好の機会となるものです。 我々の将来は、それだけが独立して、どこかにポツンと存在するものではありません。必ずどこかで、過去・そして現在と繋がっているものです。 これまでの自分を振り返り、自己理解を深めることで、これからに活きる”気づき”がたくさんあります。 今回のセミナーで、特に印象的だったのは、数年来手つかずの課題を抱えていたある30代の男性受講生の方。自分にとっても常に気がかりであり、上司からも同僚からも催促されていた課題に対し、取り組む気づきを得られ、早速行動プランを立てておられました。彼のプランが必ず実現すると信じております。
モチベーション・アップ セミナー
“七五三”、皆さんこの数字をご存知ですか? これは、子供のお祝いの年齢ではなく、若手社員の離職率を表します。 中学卒の方が7割、高校卒の方が5割、大学卒の方が3割、入社後3年以内に離職するといわれています。 なぜ、若者が離職するのか、活き活き仕事を楽しむためには、どうすれば良いのか、ということで、若手社員の方々に対するモチベーションアップセミナーを滋賀県で実施しました。 このような若手社員さん向けのモチベーション・アップ セミナーを通じて、常に痛感すること、それは、若手社員の皆さんが決してモチベーションを失っているのではないということです。目の前の忙しさや、まだまだ思うように仕事が進まないいらだち、漠然とした将来に対する不安。それが一時的な迷いを生んでいるだけであり、じっくり自分と向き合い、仲間と意見交換する場があれば解決することが少なくないということです。 今回のセミナーがまた、そういった機会の提供に繋がることを信じて、大雪の滋賀でセミナーを終えました。
若者の就職を考える保護者のためのセミナー
2月2日から毎週土曜日、連続講座で実施していた「若者の就職を考える保護者のためのセミナー」の4回目が終了しました。 このセミナーは、現代の若者の就職事情・労働事情を反映、保護者がいかなる支援をすべきかを、キャリア教育の第一人者でいらっしゃる関西大学の川崎友嗣教授のご講演と公的支援機関の視察、そして3回に渡る当方のコミュニケーションセミナーから構成するものでした。 初対面の相手とのロールプレイや意見交換が満載のセミナーでしたが、受講生の皆様には、積極的なご参加をいただき、セミナーが回を重ねるに連れ、まるで旧知の仲のような一体感が生まれました。私自身が、この素晴らしい仲間にお会いできるのが今日で最後だと思うだけで、胸が一杯になるセミナーでした。 どういうわけか、初回より毎回、大阪は悪天候に見舞われ、ご参加の皆様には文字通り、雨にも負けず、風にも負けず、雪にも負けず、会場にお運びいただく羽目になりました。それでも毎週熱心にお越し下さった皆様、再度心からお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。そして、お疲れ様でした!
みんなでワイワイ コミュニケーション?
若年者対象のコミュニケーションセミナーを開催しました。 このセミナーは、おおむね15歳から34歳までの方を対象とする、コミュニケーション・スキルアップのための公開セミナーです。2006年にスタート、毎月1回開催のセミナーは、好評のうちに2年目を向かえました。 このセミナーのおもしろさは、何といってもご参加の皆様の多様性です。 中学生の方から、毎月有給休暇を取得して駆けつけてくださる社会人の方々までが、 一つのテーマに取り組まれますので、予想できないエネルギーが発生します。このライブ感こそが、参加型セミナーの醍醐味だと感じております
サイト公開のお知らせ
サイトを公開いたしました。 これから皆様にとって有益な情報を発信して行きますので、今後ともよろしくお願いいたします。